『検診で異常が認められるので大きな病院での精査が必要です』
これからどうしよう、と悩む方へ。一般的な病院受診の手順を記します。とてもステップが多いですが、予め知っておく事で時間のロスを防げます。
①紹介状をかいてもらう
これは、スムーズな受診や無駄な検査を減らす為に重要なことです。
②受診する病院の “ 初診予約 ” を取得する
HPから取れる場合の他、電話や直接病院受付で取得するなど、受診する病院によってまちまちです。また、紹介元(最初に受診したクリニックや病院)から、「地域連携」といった形です予約取得可能な場合もあります。
③病院を受診する
再度問診票を書く必要があります。身長や体重なども予め把握しておくとスムーズです。
初診の場合、混んでいる病院だと2〜3時間待ちが当たり前となっている所も多く、帰りに採血やレントゲンCTなどを取る場合もあるのでさらに時間がかかる可能性があります。なるべく時間に余裕を持って受診しましょう。
④次回予約、画像検査予約、(手術枠)を取得
受診の際に、医師と画像検査(CT、MRI等)のスケジュール調整をします。CTやMRIは取れる日が限られており、1〜2週間の間で予定の融通が利きやすいようにしておくと良いです。CTとMRIと両方必要な場合、同日には取れない場合が多いと思います。造影剤を用いた検査を行う場合、アレルギーの有無・喘息の有無・糖尿病の薬の内服歴が聞かれます。MRIでは、体内の金属や、刺青の有無について聞かれます。
画像は放射線科の医師による読影がついてから説明を受けます。
画像や採血、細胞診などの結果が出たころ再診となります。(概ね初診から2〜3週間後)